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diary 大浦信行監督日記
2007年01月30日 12:12
監督ノート 百合花日記(ゆりいかにっき)
1月29日(月)快晴。

朝食の後、郁ちゃん(妻)がアトリエに行くので、友人の分も含めて、しそ入りおにぎりを15個程造っている。そのうちの4個は、ぼくの昼飯用らしい。皿に取り分けている。
昨晩の大根とチキンの煮付けも、一緒に持っていくという。
それならばと、卵6個を使って、だし巻き卵をつくってあげた。卵6個だとさすがに太い。
金芝河と云えば、こんなこともあった。
正月明けの10日頃、今福(龍太)さんと電話で話をした内容のこと。
今福さんは前々から、今回の映画に描かれている金芝河のシーンを高く評価していて、彼の話すハングル語が数カ所、日本語の少女の語りに変わる箇所があり、そこを今一度、金芝河自身の生の声として聞きたい、と云う。
一方ぼく自身も、二年前、この映画を編集している時から、金芝河の場面だけを取り出して、「金芝河語録」として造りたいと思うようになっていた。金芝河の言葉が啓示に富み、深い感動を僕に与え続けるのだ。金芝河の対談、インタビューは、8時間にのぼってもいた。
今福さんと話をしているうちに、「金芝河語録」はさらに発展していった。
沖縄、奄美からスタートして、九州を下から上へと旅をして、玄海灘を越えて金芝河の故郷、木浦(モッポ)へ辿り着くという話になっていった。
映画の導入部で、この部分だけを取っても相当に長い。
掛け合い万歳のようにして、二人で盛り上がっていた。また次回の映画も、長時間大作になるのかもしれない。
夜8時頃、アトリエから帰って来た郁ちゃんが、大根の煮付けとだし巻き卵が友人たちに好評だったと云う。気を良くして、また大根の煮付けを造った。今回はチキン抜き。
大浦信行
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